宇宙天気ニュース from 「NiCT」salmon.nict.go.jp ![]()
Solar X-rays
太陽X線活動状況Geomagnetic Field
地球磁場状況From n3kl.org Explanation
独流星研究会(AKM)大気光学現象部門のオーロラ予報サイト
フォーラムは大変役に立つ情報源です。「Polarlicht Forum」では目撃されたオーロラの写真やビデオがほぼリアルタイムでアップされます。
宇宙環境研究室 宇宙天気予報
アラスカ フェアバンクス大学地球物理学研究所のオーロラフォーキャスト(www.gi.alaska.edu)
NOAA宇宙天気予報センターの3日間フォーキャスト
Space Weather Live 長期フォーキャスト
NOAA Planetary K-Index 3時間毎のK指数
AURORA ALERT 宇宙環境研究室のフォーキャスト
27日太陽周期データプロット(swnews.nict.go.jp)
Astronomy Northのオーロラフォーキャスト(www.astronomynorth.com)
北半球 スウェーデン
Kiruna All-Sky camera
Swedish Institute of Space Physics
www.irf.seスウェーデン
Nature of Jokkmokk
www.uk.jokkmokk.jp/スウェーデン
Abisko Aurora Live Camera
Aurora Sky Station
www.auroraskystation.seノルウェー
Trondheim
Allsky Camera
Trondheim Astronomiske
http://www.taf-astro.noノルウェー Tromso
Live Camera
The ALOMAR Observatory
Andoya Space Center
ノルウェー Trondheim
NLC Live Camera
Leibniz-Institut fur
Atmospharenphysik e.V.
www.iap-kborn.de
シュピッツベルゲン
オールスカイカメラ
Kjell Henriksen Observatory
kho.unis.noシュピッツベルゲン
オールスカイカメラ
Kjell Henriksen Observatory
kho.unis.noシュピッツベルゲン
オールスカイカメラ(UNIS)
Kjell Henriksen Observatory
kho.unis.no
フィンランド
オールスカイカメラ
Sodankylã Geological Observatory
www.sgo.fiフィンランド
オールスカイカメラ
Porin Karhunvartijat
aurora.fmi.fi南極昭和基地
オールスカイカメラ
国立極地研究所
polaris.nipr.ac.jp
アラスカ
オーロラライブカメラ
ABNドイツ クールングスボルン
夜光雲ライブカメラ
IAP 大気物理研究所
www.iap-kborn.deドイツ コルム
夜光雲ライブカメラ
IAP 大気物理研究所
www.iap-kborn.de
南半球 南極昭和基地
オールスカイカメラ
国立極地研究所
polaris.nipr.ac.jp南極点アムンドセン・スコット基地
オールスカイカメラ
国立極地研究所/名古屋大学
polaris.nipr.ac.jp
オーロラは、地球の超高層大気で発生する美しい発光現象です。この現象は、宇宙空間にある磁気圏から地球に進入する電子や陽子が、大気中の酸素や窒素原子と衝突することで起こります。その結果、これらの原子がエネルギーを放出し、特定の波長の光を放ち、それがオーロラとして見えるのです。
オーロラは主に青緑色の光として観測されることが多く、これはそれぞれ異なる波長に対応しています。たとえば、緑色は酸素原子が発光し、波長は約557.7nmです。青色は窒素分子が原因で、波長は約427.8nmとなります。こうした発光は、地球の磁場に沿って移動する粒子が極地付近で集中することによって生じます。
特に太陽活動が活発になると、オーロラが広がり、緯度の低い地域でも見られることがあります。このような現象は「低緯度オーロラ」と呼ばれ、赤い光が特徴的です。赤い光のオーロラは酸素原子が非常に高いエネルギーを受け取り、基底状態に戻る際に放出されるもので、波長は約630.0~636.4nmです。近年インターネットの復旧と庶民の関心も高まり、ヨーロッパ各地で観測されたことが報告されています。
オーロラが発生するメカニズムは、太陽風と地球の磁場との相互作用に密接に関係しています。太陽から放出される荷電粒子が地球の磁場に捕らえられると、その粒子は地球の磁極に向かって加速されます。このプロセスで、オーロラの発光を生む大気中の元素との衝突が起きるのです。オーロラは、地球以外にも木星や土星などのガス惑星でも観測されており、宇宙全体における磁気圏と太陽風の相互作用の一例として研究されています。
ちなみにオーロラにはディフューズ(拡散)型、ディスクリートアーク(分離)型、パルセイティング(脈動)型の三つのタイプに分けられます。最も馴染みのあるカーテン状のオーロラは分離型に属します。
N2:窒素分子、0:酸素原子、 N2+:窒素分子イオン