露天掘り褐炭採掘場
Tagebau


褐炭と石炭は未だにドイツの重要な資源として火力発電所のエネルギー源として使われています。
ノルトライン・ヴェストファーレン州の一部では下記のような巨大な露天掘り採掘場が見られます。
この採掘場は既に第二次世界大戦前につくられました。
現在は安い石油に押されているものの、この採掘は後数十年続く予定です。
毎年100万トンの褐炭を採掘するために4.6億トンの土砂を掘り起こします。
この三つの採掘場を作るために1万3千人の住民が移住を強いられました。
採掘後に残された穴には水を貯めて、保養地になる予定です。

ガルツヴァイラー
Garzweiler

Garzweiler2300ヘクタール、20億立方メートル。2090年迄に貯水池完成。



撮影;2014年

ススカイウォークが設置された
アイデアとしては面白い
   

撮影:2017年






ハムバッハ
Hambach

4000ヘクタール、40億立方メートル。2100迄に貯水池完成。
将来のハンバッハ湖はコンスタンツ湖に続く最も深い湖になる予定。



ちゃんと展望台も設置してある。

撮影:2017年


インデン
Inden

1100ヘクタール、7億立方メートル。2060年迄に貯水池完成。

撮影:2006年


撮影:2010年

2006年に撮影した展望台は採掘の為に取り壊され、2010年に別の場所に移された。



採掘場を魚眼レンズで撮影

採掘機

新しく設置された展望台

インデンマン。何の象徴かさっぱり。

オブジェ。So fern, so nah. と書かれていて、
中に入るとスピーカーから音が聞こえる。

採掘場からこの火力発電所に褐炭が送られる。

撮影:2017年