低緯度オーロラ@ドイツ

2026年1月19-20日

太陽の活動領域 AR4341からX1.9クラスという非常に強い太陽フレアが1月18日に発生しました。
太陽風とコロナ質量放出(CME)が地球に到達し、強烈な磁気嵐(レベルG4、「Severe」=強い)が発生したと観測機関が発表しています。
このような強い磁気嵐は2003年以来で、通常より南の緯度でオーロラが見える条件を生みました。
オーロラは夜の9時頃から見えだし、夜中の0時迄かなり活発な活動が見られました。その後は1時頃迄SARアークが見えて居たのですが、私の住んでいる地域は霧が出てしまいました。

今回のオーロラで大変特徴的だったのは、脈打つ緑色のオーロラが現れたことです。
太陽嵐によって、地球磁場の「背後側」は極端に引き伸ばされ、風にはためく旗のような形になり、大量のエネルギーが解放されます。このエネルギーは サブストーム として大気中へ戻りオーロラを発生させます。脈動オーロラは、多くの場合サブストームの後に現れ、主オーロラ帯(オーロラオーバル)よりやや南側の「サブオーロラ帯」で見られます。この領域で特に珍しいオーロラ現象が見られるのはこれが原因です。今回見られた脈動もその一例で、高エネルギー電子が周期的に大気中へ降り注ぐことで発生します。その結果、光は鼓動するように明滅します。
脈動オーロラはしばしば SARアーク(安定赤色オーロラ弧) と同時に現れのが特徴です。

Arbeitskreis der Meteore

1月19日オーロラ 1月19日オールスカイカメラ 1月20日オーロラ
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1月19日
脈動オーロラ
夜半に現れたSARアーク
1月20日
気象衛星NOAA-21 
 
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データ