グロースグロックナー・アルプス道路

Großblockner Hochalpenstraße
バイエルン/オーストリア
2006年6月10日~25日


1935年に開通したこの有料道路はお値段も大した物(34ユーロ)ですが、景色も最高でした。標高2000m以上の立派に整備された9kmの曲がりくねった道を走ります。この山々はオーストリアで最も高い山が連なるホーエン・タウアー山脈の一部です。
今年は5月迄雪が降った為に、6月だというのにかなりの雪が残っていました。このアルプス道路できたら誰でも寄るフランツ・ヨゼフ王と名づけられた展望台からはパステルツェ氷河が観望出来ます。正直言って私も氷河を目の当たりにするのは初めてだったのですが、結構汚れた雪の塊なので、氷という印象はすくなかったです。
温暖化の為に1852には11.4kmもあったこの氷河も今では8km程になっていますが、やはり貫禄有りました!!
とにかく絶景!

この展望台からはグレッチャー・バーン(氷河電車)とやらで氷河の上まで降りることが出来ます。
駅から氷河ツアーなるものが出ていて、3時間のハイキングコースがあるそうです。





氷の上を歩く観光客

宿の関係からアルペン道路へは出口から入る事になりました。
出口の手前にあるハイリゲン・ブルートという小さな町の教会が印象的です。 
教会 ようこそいらっしゃいました! と人形がご挨拶
あっちこっちに滝が有る 料金所
未だ雪が残っている ここの名物でもあるマーモットが眠たそうにのそのそと歩き回っているのが見えました。
グロース・グロックナー山頂 3798m
氷河から溶け出した水が滝となって流れ出る。
ここにも橋が架けられ、ハイキングコースとなっている。

 途中の景色も素晴らしい

 エーデル・ヴァイス展望台

標高2571mのエーデル・ヴァイス山の山頂に有る展望台からは素晴らしいパノラマが観望出来ます。 
今回はパノラマ写真だけでなく、ビデオも撮ってきましたので、是非見てくださいね。  
    
 山頂のレストラン(昔は山小屋だった)



矢の先がグロース・グロックナー
 
 くねくねと蛇の様に曲がりくねるアルペン道路
  ユングフェルン・シュプルング滝
Jungfernsprung-Wasserfall
 130mのこの滝はオーストリアで最も美しい滝の一つです。
この滝に沿ってかなり急勾配のハイキングコースが設置されており、水しぶきを浴びながら歩くことが出来ます。
もともと日頃から体調を整えていない私には年寄りに追い越されながら、ヒーヒー言いながら上りました。
この滝の名前「処女の滝」の由来は、昔悪魔に追われた処女ばここに逃げ込み、これ以上逃げ道が無くなった時に滝の上から飛び降り、滝の上にかかった虹に引っかかり無傷で無事に逃げることが出来た、というものです。