チリ 日食観望旅行

第15日目 ラ・シヤ天文台 ラ・セレナ






いよいよラ・シヤ天文台の見学です。
定員150人なのに、数か月前からもう一杯で、この日は運良く予約が取れました。
朝10時に出発して、時間を持て余してあちこち寄り道しても、見学開始の2時間前には天文台の門に到着しました。
既にキャンピングカーで来ていたドイツ人夫婦と色々経験話をしていると、時間が過ぎるのが早かったです。
既に年金生活をしているこの夫婦も、日食を求めて世界中をキャンピングカーで旅行しているそうです。

天文台そのものは全部を見れるわけで無く、NTTとESOの3.6mの望遠鏡を見学してきました。
もっと巨大な天文台を予想していたのですが、想像していたよりこじんまりとしていました。
実際に動かしているところを見せて貰えたら、もっと面白かったと思います。
予約では150人で満員だったので、実際に来たのは30人でした。
ALMAもずうずうしく当日に行っていたら、もしかしたら入場出来たかもなんて考えて居ました。

ラ・シラ天文台 ビデオ

202km、4時間30分。ヴァレナーを後にして、ラ・シヤ天文台に向かう。町から少し出たところからは、既にラス・カンパナス天文台が見える。ラ・シヤ天文台も見えてきた。ソラーパネルの海今日は雲が多い。ホールパンチ雲が見えている。専用バスで天文台へ移動。150人予約が入っていて、来たのは30人だけ。簡単にやってはいけない事だけの説明を受けるNTT望遠鏡のドーム3.58m NTT 望遠鏡鏡望遠鏡を支えるメカカメラEFOSC2カメラSOFI想像していたほど大きくない1977年に建てられたESO 3.6m 望遠鏡この右のドームの中に望遠鏡が入っている電波望遠鏡ALMAにとって代わってしまったので、今は使われていない。ハローが見えるコントロールセンター病気の人はマスクをしろ!夕方4時30分。目的地ラ・セレナに向かう。ラ・セレナのリゾートホテル マル・デ・エンスエニョ着いた時は真っ暗。初めてヒーター付きのホテルに泊まる。バスルームは勿論寒い何処でも見かけたエバミルクとキャラメルを混ぜたクリーム。美味しかった。翌朝。こんなに景色が良かったんだ。日没が見たかったなぁ。