2007年12月24日 火星食/火星中接近




24日に衝となる火星は19日に地球に最も近づきます。今回の接近は2003年の大接近(距離:5576万Km、視直径23.8秒角、光度-2.9等)に比べると今回は中接近(距離:8816.5万km、視直径:15.9秒角、光度-1.6等)程度ですが、中口径の望遠鏡でもシーイングが良ければ表面の観望は出来ます。接近は一日だけでは無いので、この時期にゆっくり観望して下さい。

最接近後の24日の朝4時頃、火星が月に隠されるというイベントも見られます。ドイツのほんの一部(図:www.astronomie-reisen.deから抜粋)のみで見られますので、このサイトで自分の観望地から見れるかチェックしてみて下さい。町の名前からも検索出来ます。例としてハノーバー辺りからの見え方は下記の図の通りです。