今年のハイライトは何と言っても金星日面通過でしょう。 これは金星が内合（太陽と地球の間に入る）となり、金星が太陽の前を通過するように見える現象です。金星の内合は年に一度は有りますが、地球又は金星の軌道面が傾いている為に太陽系を上から見た場合には一直線上に並んでいても、横から見た場合に金星が直線状に並んでいない場合が多いからです。今回の日面通過も1882年12月6日から実に122年ぶりです。次回は2012年6月5/6日（ヨーロッパからは一部のみ観望可能）です。それだけ珍しい現象なのです。 日本からは一部のみ観測出来ますが、ヨーロッパでは全行程観望出来ます。金星は水星に比べて視直径60秒角とはるかに大きいので、日食用メガネがあれば肉眼でもその姿が確認出来るでしょう。
観測詳細は下記のデータを参考にしてください。又金星の動きに関しては北緯50度、東経10度を参考にしています。場所によっては数秒の差で経過時間がずれてきますので、ご注意下さい。
Live Universe!!では又インターネットでの中継を計画しています。曇ってしまった場合はこちらで観望してください。www.live-universe.org 6月8日の写真
Das high light des Jahres ist der Venus-Transit, der im Juni stattfindet. Von Europa aus ist der Venustransit in voller Länge beobachtbar.
Venus kommt in untere Konjunktion mit der Sonne. Venus erscheint vor der Sonnenscheibe. Dies ist ein seltenes Ereignis. Der letze Venustransit war am 6. Dezember 1882, der ubernachste ist am 6. Juni 2012.
Wann und welchen Weg Venus über die Sonnenscheibe nimmt, hängt vom Beobachtungsort ab. Die unten aufgeführten Daten gilt für einen Ort in 50゜N,10゜O.
Live Universe!! überträgt den Venustransit in voller länge. Beim schlechten Wetter gucken Sie mal herrein! www.live-universe.org
Bild vom 08.06.2004
太陽と金星の動き Verlauf des Transits
北緯 50度、東経 10度 第1接触
1. contact7:19:58 食開始
Begin第2接触
2. contact7:39:34 10:22:28 食最大
Maximum第3接触 3. contact 13:03:58 第4接触
4. contact13:23:11 食終了
Ende
